お問い合わせ   法人概要 
個人情報保護ポリシー 

B.L.S.救急KOBEの保有する救護車をご紹介します。

我々が行う救護班活動は、主にこの救護車を拠点として活動しています。
活動に使う様々な救護資器材(別ページ参照)を積載しており、主に我々メンバーの移動用や休憩用に、
そして傷病者の状況や症状によっては車内に収容して観察・応急処置等を行います。

BLSでは近年のメンバーの増加と資器材の常時積載の必要性などから、
設立当初からこれまで使用してきた救護車では手狭になり、この度車両の更新に至りました。

この新型救護車は平成27年4月から運用を開始しました。

これまでの緑色のハイエースから、白色のNV350キャラバンとなります。
従来の大きさから、スーパーロングボディ・ワイド・ハイルーフ型とよばれるサイズにランクアップし、
車内もほとんど腰を屈めず歩くことが出来ます。
また車内空間がかなり広がったことから、ストレッチャーの常時積載をはじめ、
より多くの資器材が常時積載出来る様になりました。一見するとまるで病院のDMATカーの様な様相です。

そしてもちろん、今回も上げ底や作り付けの棚等すべて原本代表による手作りで、
寸法を測って一から作り上げて下さいました。
車内には無線機を固定した棚も作り付けられ、無線設備や配線等は電気電子専門の宮川副代表が監修・施工。
原本代表曰く「これである程度完成」との事ですので、当分はこのスタイルでいくことになりそうです。



車両サイズが従来より大きくなりました。
ハイルーフのため、車内高は約160cmほど、
床下は約10cmかさ上げしてあります。
バックドアを開放した様子。
ストレッチャーは固定装置により
しっかりと床面に固定されています。
サイドスライドドアを開放した様子。
隊員の乗り降りには十分な大きさです。
座っているのは無線オペ担当。
車内を後ろから、前方向って左側を見た様子。
資器材のサイズに合せて作られた棚は、
資器材が全てぴったりと収まり
ます。
こちらには外傷バック×3や保冷バック×3、
布担架、無
線機、消耗品が収納されています。
交通事故等に遭遇した際にも対処できる様、
消火器とバール、誘導灯等も積載しています。
こちらは同側面を前から見た様子。
補助椅子が設けられているため、
座って休憩したり、患者観察が行えます。
椅子の下は乾電池の収納ボックスです。
後方から前方向って右側を見た様子。
こちらの棚には、常時積載のAEDや血圧計、
各種消耗品が収められています。
ストレッチャーは救急車などと同型。
搬送目的ではないため防振装置などは設けず、
前後の固定装置のみとなっています。
ストレッチャーの上にはAEDや看護師バックが
載っているのが見えます。
車内床下には10cmのかさ上げを行い、
バックボード(ロングボード)を収納。

今後はスクープストレッチャーを新規導入し、
左側の空間に収める予定です。
こちらは同側面の前方側。
代表が必死に探したという小型の車椅子と、
折りたたみベッド、目隠しシートなどが
常時積載されています
車内から前方を見た様子。
オレンジの箱は大きな救急箱で、
ガーゼ等の消耗品を収納しています。
右側には無線台が設置され、アナログ無線、
デジタル無線の両方が同時運用可能です。
棚上には地図等を広げる事もでき、
大きなイベントへの出動の際はここで
部隊運用指揮が行えます。
運転席側から車内を見た様子。
こちらにもアナログ無線機の車載器が
設置されており、状況によっては救護車の
運転手も無線に応答する事が出来ます。

最後は同様に運転席側から車内を見た様子。
従来の車両に比べて車内空間が広いことが
よく分かります。
今後また積載資器材が増えても問題なく
収納することが出来そうです。






(C) 2014 Basic Life Support KOBE